
ベンガル猫の魅力的な外見に惹かれつつも、「どのくらい大きくなるの…?」と不安を感じてしまう方がおられると思います。
実は、ベンガル猫は一般的な猫よりも少し大きいものの、想像以上に飼いやすい大きさなのですよ。

実際に2匹のベンガル猫と暮らしている飼い主が、リアルな実体験と実際の大きさが分かるように画像でお見せします!
この記事では
- ベンガル猫の実際の大きさが知りたい
- 一般的な猫との体格差が気になる
- ベンガル猫の成長過程が知りたい
こんなお悩みを解決するお手伝いをさせて頂きます!
ベンガル猫の成猫の大きさはどれくらい?


ベンガル猫は、筋肉質で優雅な体型が魅力的な猫種。



成猫時の大きさは、他の猫種と比較して「やや大きめ」と言えると思います。
上の↑画像は、我が家で家族写真を撮った時のものです。
人間は162cmと165cmで中肉中背(のつもり)。
右が♂のレオンでこの時3歳、左が♀のアリシアでこの時2歳です、大きさのイメージがつきますでしょうか。



僕はこの時6kgくらいだったニャす



私は3.8kgだったニャ
性別や個体によって異なりますが成猫の平均的な体重や体長はおおよその目安があるので、詳しく解説していきますね。
ベンガル猫の平均体重と体長





ベンガル猫の成猫時の平均的な体重は、オスが5~8kg、メスが3~6kgと言われています。



体長は55~80cm程度で、尻尾も含めるとさらに長くなりますね。


ベンガル猫の体重と体長は、一般的な猫種(例:日本猫)の平均体重3.5~4.5kg、体長45~50cmと比べるとやや大きめです。
ベンガル猫が他の猫種よりも大きく見えるのは、筋肉質な体型と体長のバランスが理由です。
オスとメスで異なる大きさの違い


オスのベンガル猫はメスよりもひと回り大きく、体重・体長ともに明確な違いがあります。
レオン♂を例にあげると、オスは筋肉量が多く、胸や足の筋肉が特に発達しているため、抱いた時にもずっしりと重たい感じがあります。
アリシア♀の方は少し細目で抱いた時にもやわらかく軽めです。
性別 | 平均体重 | 平均体長 | 特徴 |
---|---|---|---|
オス | 5~8kg | 55~80cm | 筋肉質で力強い印象 |
メス | 3~6kg | 50~65cm | やや小柄でエレガント |



アリシア♀(黒)はレオンより1歳年下なので、もちろん大きさに違いはでるのですが、体のラインがほっそりしていてきゃしゃ。



レオン♂(ブラウン)は肩の筋肉がゴツゴツしていて、骨格があり手も大きいです。


ベンガル猫が成長しきるまでの期間


ベンガル猫が成猫として成長しきるまでには、他の猫種と比べてやや遅く成長する傾向があって、完全に成長しきるまでには約2年くらいかかります。
以下は、「ベンガル猫成長の目安」を表にしたものです。
生後月齢 | 体重 | 成長段階 |
---|---|---|
3か月 | 2~3kg | 子猫の時期 |
6か月 | 3~5kg | 急成長期 |
12か月 | 4~6kg | 成猫に近づく |



ただ、すべてのベンガル猫が同じ速度で成長するわけではありません。
個体差はあるので、あまり厳密に考えすぎず健康状態をみながら接してあげると良いと思います。
次は「ベンガル猫と他の人気猫種の大きさを比較」を検証してみます!
ベンガル猫と他の人気猫種の大きさを比較


ベンガル猫の大きさを他の人気猫種と比較すると、他の猫種と比べて筋肉質でしなやかな体型が印象的です。
次はベンガル猫が他の猫種とどのように異なるのかを解説していきますね。
- 人気猫種ごとの平均サイズランキング
- ベンガル猫の特徴的な体型
- ベンガル猫が他猫種より大きく見える理由
人気猫種ごとの平均サイズランキング


大き目な猫種ごとの平均的な体重と体長を数字で比較すると、ベンガル猫は「中型~大型」に入るようですね。
- メインクーン
・平均体重:6~8kg(大型猫)
・特徴:ふわふわの長毛と大柄な体型 - ベンガル猫
・平均体重:5~8kg(筋肉質)
・特徴:しなやかな筋肉と野性的な模様 - ラグドール
・平均体重:4.5~6kg(中型~大型)
・特徴:温和で抱っこが好きな猫 - 日本猫(雑種)
・平均体重:3.5~4.5kg(中型)
・特徴:多種多様な見た目
種類 | 平均体重 | 平均体長 | 特徴 |
---|---|---|---|
メインクーン | (オス)6~9kg (メス)4~6kg | (オス)80~100cm (メス)70~90cm | 大型で長毛。 穏やかで社交的。 |
ベンガル猫 | (オス)5~8kg (メス)3~6kg | (オス)55~80cm (メス)50~65cm | 筋肉質でアクティブ。 野性味ある模様。 |
ラグドール | (オス)5~9kg (メス)4~7kg | (オス)80~100cm (メス)75~90cm | ふわふわの毛。おっとりして人懐っこい。 |
日本猫(雑種) | (オス)3~5kg (メス)2.5~4kg | (オス)50~70cm (メス)45~65cm | 小柄で俊敏。 毛色や模様が多様。 |



ベンガルのオスでも小さ目でほっそりした子もいるようニャすよ。
ベンガル猫の特徴的な体型


ベンガル猫の体型は、他の猫種と比べて独特。
顔立ちはハッキリしていて、鼻が高いという特徴もあります。



特徴を大きく3つ言うと
- 筋肉量が多い
- 脚が長い
- 小顔



① 筋肉量が多い



② 脚が長い



③ 小顔
ベンガル猫が他猫種より大きく見える理由





ベンガル猫が他の猫種より大きく見える理由には、いくつかの要因があります。
体格の特徴
- 筋肉質な体型: ベンガル猫はがっしりとした筋肉質な体格が、他の猫種と比べて大きく見える一因となっています。
- 長い体: ベンガル猫は体が長く、体長は約55~80cmにもなり、一般的な日本猫と比べると平均体長約46cmよりも長くなっています。
- 後ろ足の長さ: ベンガル猫は前脚よりも後ろ脚のほうが長いスタイルをしていてこの特徴が全体的に大きく見える印象を与えています。
遺伝的背景
- 野生の血: ベンガル猫はアジアン・レオパード・キャット(ベンガルヤマネコ)の血を引いています。
この野生の遺伝子が、大きな体格・骨格に影響している可能性があります。
視覚的錯覚
- 小さな頭: ベンガル猫は体の割に頭が小さいので、この特徴が、体が相対的に大きく見える錯覚を生み出しています。
これらの要因が組み合わさって、ベンガル猫が他の猫種よりも大きく見える印象を与えているのです。



でも、先ほどの表の数字でも分かるように、実際の体長は大型に入る訳ではなく、体重も必ずしも他の猫種より際立って重いわけではないのですよ。
猫の大きさによる飼い主のメリットとデメリット





ベンガル猫のような中型~大型猫を飼うことへの、メリットとデメリットがあるのか考えてみました。
その独特の大きさと筋肉質な体型は、他の猫種にはない魅力を持っていますが、同時に飼い主として注意すべき点もあります。
ここでは、ベンガル猫を飼うことの利点と欠点を具体的に検証していきましょう。
- 大きな猫を飼うメリット3つ
- 飼育スペースやコストのデメリット
- ベンガル猫の魅力を楽しむ工夫
大きめな猫を飼うメリット3つ


ベンガル猫のようなちょっと大きめ猫を飼うことには、以下のようなメリットがあると思います。



実際に飼っている私の感想も入ってます。
- 存在感があり愛着がわきやすい
筋肉質で大きな体は、抱き心地が良く、毛質がシルクのように柔らかいので撫でると気持ちがいいです。 - 運動能力が高く遊びが充実する
ジャンプやダッシュなど、活発な遊びが楽しめるため、一緒に過ごす時間が充実します。 - 野生的な見た目が魅力的
特徴的なヒョウ柄模様としなやかな体型が、個性としてはダントツです。
特にベンガル猫は、見た目のインパクトがあるので外で散歩をしていても必ず注目されます。



私はスモーキーなので、柄があんまり目立たないけど毛質は凄く柔らかいニャ



「トラの赤ちゃんですか?」っていつも聞かれるニャ
飼育スペースやコストのデメリット





一方で、ベンガル猫を飼う際には、いくつかのデメリットというべき点もあります。(個人感想)
- 広いスペースが必要
ベンガル猫は活発な猫種なので、十分に運動できる環境を整える必要があって、狭い空間ではストレスが溜まる可能性があります。 - 食事の量が質が必要になる
運動もする分、フードの内容にも栄養面・量などに気を使います。 - ケガや破損のリスク
活発に動き回るため、家具を倒したり、対策をしっかりしないと家の中で予期しない事故が起こる可能性があります。



ただ、これらのデメリットはベンガル猫に限らずで、どんなペットをお迎えする前でもしっかりとした対策と準備は必要になってくると思います。



高い所でもジャンプしてあがれちゃうニャ



遊んでるつもりでたまに壊しちゃうニャすよ。
ベンガル猫の大きさの魅力を楽しむ工夫


ベンガル猫の大きさや特徴は、ちょっとした工夫を取り入れると最大限に楽しめると思いますよ。
- キャットタワーや運動スペースの設置
部屋の広さがなくても縦方向に動けるスペースを確保してあげると、ベンガル猫の活発な運動能力が見れて楽しめます。 - 遊び道具の活用
猫じゃらしやレーザーポインターなど、狩猟本能を刺激するおもちゃを活用すると元気に遊んでくれますよ。 - 散歩や外遊び(我が家の場合)
活発な性格としっかりした体形があるので、ハーネスを着けて外で元気に遊んでくれます。
- ベンガル猫の成猫の大きさはどれくらいですか?
-
ベンガル猫の成猫は、オスで5~8kg、メスで3~6kgほどになります。体長は55~80cmで、尻尾を含めるとさらに長くなります。
- ベンガル猫と他の猫種の体格の違いは?
-
ベンガル猫は筋肉質で体長が長く、一般的な日本猫(平均体重3.5~4.5kg、体長45~50cm)よりもやや大きめです。ただし、体重や体格には個体差があります。
- オスとメスで大きさはどれくらい異なりますか?
-
オスは筋肉量が多く体格がしっかりしているため、メスよりも一回り大きい傾向があります。具体的には、オスの平均体重が5~8kg、体長が55~80cmなのに対し、メスは3~6kg、体長50~65cm程度です。
- ベンガル猫はどれくらいの期間で成長しますか?
-
ベンガル猫が成猫として成長しきるのは約2年かかります。他の猫種に比べて成長がやや遅い傾向があります。
- ベンガル猫が他の猫種より大きく見える理由は何ですか?
-
筋肉質な体型、長い体、後ろ脚の長さが理由で大きく見えます。また、体の割に頭が小さいことが相対的に体を大きく見せる視覚効果を与えています。
- ベンガル猫を飼うメリットとデメリットは?
-
メリット: 存在感があり愛着がわきやすい、運動能力が高く遊びが充実、野生的で魅力的な見た目。
デメリット: 広いスペースや運動スペースが必要、食事の質に配慮が必要、活発で家具の破損リスクがある。 - ベンガル猫と暮らす上での工夫は?
-
キャットタワーなど縦方向の運動スペースを確保する、狩猟本能を刺激するおもちゃを活用する、ハーネスを使って外で散歩させるなどが効果的です。
- ベンガル猫の成猫は、一般的な猫よりもやや大きめで、オスの体重5~8kg、メスは3~6kg程度。
- 筋肉質でしなやかな体型や、野性的なヒョウ柄模様が大きな魅力。
- 他猫種と比べて活発で運動能力が高く、遊びを通じて交流が楽しめる。
- 個体差があり、成長に2年ほどかかるため、焦らず健康状態を見守ることが大切。
- 飼育には広い運動スペースや適切な栄養が必要だが、その分愛着もわきやすい。
まとめ
ベンガル猫の魅力は、その野生的な美しさとしなやかな体型、そして活発な性格にあります。
皆様に「ベンガル猫は大きい?」というイメージは少し理解して頂けたでしょうか。
ぜひベンガル猫と一緒に楽しい日々を過ごしてみてください!



ベンガル猫との生活を始めてみませんか?
個性的で愛らしい存在に、きっと魅了されますよ!