
美しいヒョウ柄と野性的な表情を持つベンガル猫。
画像を見るたび「子猫が欲しい!」と思うのですが、いざ値段を見るとかなり躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。

高いし…



そして、我が家は何カ月も調べまくり、結果ブリーダーさんから購入しました。



結果としては正解だったと思っています。(ペットショップがダメとかではありませんよ)
実は…ベンガル猫の子猫の価格には大きな幅があり、選び方の要点や情報を理解することで、あなたの予算に合った理想の子猫に出会える可能性が高まりますよ!
この記事では
- ベンガル子猫の適正価格が知りたい
- 値段の相場や変動要因を理解したい
- 高額な子猫を購入する際の注意点を知りたい



こんなお悩みを解決するお手伝いをさせて頂きニャす!
ベンガル猫の子猫 気になる値段の相場は?


ベンガル猫の子猫は美しい模様と活発な性格で人気ですが、その価格相場はさまざまです。



まずは、ネット上の最新情報で調べた数字を最初に並べてみますね。
- 平均価格: ベンガル猫の子猫の平均価格は約22万3,113円。
- 価格範囲: 価格は6万円から42万円の範囲で変動。
- 性別による価格差: オスは約20万881円、メスは約24万9,551円。
- 毛色による価格差: ブラウン系は約22万7,649円、シルバー系は約22万円、スノー系は約21万5,685円。
- 模様による価格差: スポテッド模様は約17万円、ロゼット模様は70万円以上になることも。
購入時する前に血統や毛色、購入先によって値段が大きく変わることを理解しておいて、具体的な価格相場を知ることはもちろんですが、値段の違いが何に基づいているのかを理解すれば、納得して購入ができると思います。



どの柄にする、男の子?女の子?、血統証つき?家の近くで?里親?等々…何カ月も調べまくり、購入時にはベンガル猫についてかなり詳しくなってました。
では、上記にあげた項目について詳しく解説していきますね。
国内での平均価格はどれくらい?


ベンガル猫の子猫の平均価格は、国内では20万円から30万円が一般的でした。
ペットショップやブリーダーから購入する際の、標準的な値段と言えると思います。



僕は♂のレオン、専門ブリーダーさんで20~25万円の間でした。



私は♀のアリシア、専門ブリーダーさんで20~25万円でした。



レオンとアリシアは別々のブリーダーさんから購入したのですが、価格帯はほぼほぼ同じくらいでした。
ショーに出場するような特別の血統書付きの猫や、模様が特殊で美しい個体は50万円以上の値段がつくことも珍しくありません。
ペットショップとブリーダーさんの平均価格帯をまとめてみるとこんな感じになりました。
購入先 | 平均価格帯 |
---|---|
ペットショップ | 25万~35万円 |
ブリーダー | 20万~30万円 |
個人取引(SNSなど) | 10万~20万円 |
なぜ、ペットショップの場合なぜブリーダーさんより高額になるのか考えてみると、店舗運営費やケアコストが含まれるため、ブリーダーさんの直販よりも価格が上がってしまうんだと思います。



それと、ペットショップとブリーダーでは流通経路が異なります。
ペットショップではオークションを通じて仕入れることが多く、その際に中間マージンが発生してしまうんです…。
平均的な価格帯を知って、自分に無理のない予算でベンガル子猫を迎え入れられるかどうか検討してみてくださいね。



次に、血統や地域による価格差について見ていきニャすよ。
血統や地域で変わる値段の傾向


ベンガル猫の値段は、「血統の良さや地域ごと」によっても違いがありました。



ショーに出場できるレベルの猫や、優秀な血統書がある場合はかなりの高額になる傾向があります。
親猫がショーのチャンピオン猫である場合、その子供は高額になる傾向もあって30万円以上の値段がついていました。



血統証明書があるかどうかも、価格を決定する大きな要因ニャ



そして、地域によっても値段は異なっていたんです。(我が家は関東で購入)
都市部では高値がつきやすい一方、地方では比較的安価に販売されるケースが多いです。
以下は分かりやすい表形式でまとめた内容です。
地域 | 価格帯 |
---|---|
東京都心部 | 25万~35万円 |
地方都市 | 15万~25万円 |
海外輸入 | 50万円以上 |
都内のペットショップで見ると、地方で見た価格より5万~10万は高くなっていたと思います。



我が家を例にお伝えすると、ブリーダーさんの場合、よくよく話しをさせて頂き、お互いに納得のいく価格にして頂くことができました。



納得いくまでゆっくりお話しすることができると安心ニャ。
なぜ値段に差が出るのか?


ベンガル猫の値段に差が出る理由を3つにまとめると。





1.毛色や模様の希少性
2.健康状態や血統書の有無
3.購入先の違い(ペットショップ、ブリーダーなど)の3つが代表としてあげられると思います。
第①の理由として「毛色や模様」で言えば、ロゼット模様のはっきりした個体ほど高額になりやすく、第②の理由として血統書がしっかりしている子猫は、そこにまた価値がプラスされることも。



例えば、一般的な茶色のロゼット模様の子猫は20万円くらいだけど、スノーベンガル(白地に模様がある猫)は30万円以上の値段がつくことがあるニャす。
これは毛色の珍しさが反映された結果ですニャ。
第③の理由は購入先の違い。
ペットショップでは店舗運営費、人件費、維持費などが上乗せされるため価格が高くなってしまう一方、ブリーダーさんから直接購入すればその部分は安くなります。
ただペットショップなら店舗があるので、いつでも気兼ねなく相談にいけたり必要な用品は揃えられますね。



次は、毛色や模様による価格差について詳しく見てみるニャ。


毛色・模様別!ベンガル猫の価格の目安


ベンガル猫は、毛色や模様によって値段が大きく変わります。
ベンガルの主な毛の色は主にこの3色。
- ブラウン
- スノー
- シルバー



私は珍しいスモーキー(ブラック)ベンガルニャ
模様や毛色の特徴や価格帯を知った上で、ご自分の好みの柄の子を探すと良いと思います。



それぞれの価格目安を具体的に見ていきましょう。
人気の「ロゼット模様」の価格帯


「ロゼット模様」とは、ベンガル猫の体に現れるヒョウ柄のような斑点模様のことを指します。



この模様は、キレイにはっきりしているほど高額になっていくんです。
ロゼット模様を持つベンガル猫の平均価格帯は20万~30万円になると思います。
特に、模様が体全体に広がり、境界線がくっきりしている個体は非常に高値がつきます。
もしロゼット模様の子猫を探すような場合は、実物の柄をよく観察して、模様のはっきりさや配置を確認してから価格の相談をしてみると良いかもしれませんね。
「マーブル模様」と「スノーベンガル」の特徴と価格


どちらのベンガル猫も活発で遊び好きな性格を持っていて、特にスノーベンガルは少し神経質で警戒心が強い傾向がありますが、飼い主に対しては非常に甘えん坊です。
マーブル模様ベンガルの特長
「マーブル模様」は波や渦巻きのような形状を持ち、まるで大理石のように見えることから名付けられました。


全身に楕円形の模様が広がり、クラシック・タビーに似た大きな渦巻き状のパターン。
他の模様とは一線を画す美しさを持っています。



マーブル模様は成長とともに模様が変化して、成猫になる頃にはくっきりとした模様が現れますよ。
マーブル模様ベンガルの価格帯
マーブル模様のベンガル猫の価格は、一般的なら10万円から25万円程度でした。
毛色や希少の模様、ブリーダーの評価、地域差などでその差が出ています。
スノーベンガルの特長
スノーベンガルは、白っぽい毛色にロゼット模様やマーブル模様が浮き出るのが特徴。


被毛の色は「セピア」「ミンク」「リンクスポイント」の3種類に分けられ、特にリンクスポイントの場合目の色は青くなる傾向があります。



スノーベンガルは他のベンガル猫に比べて流通量が少ないため、需要と供給のバランスによって価格が変動します。
スノーベンガルの価格帯
スノーベンガルの価格は、一般的に10万円から40万円程度と幅広いですが、個体数が少ないため、時期によって変動することがあります。
スノーベンガルはその美しさと希少性から、愛好家の間で非常に人気があり、時には市場に出回ること自体が難しい場合もあるので信頼できるブリーダーさんを選び、直接相談するのがおすすめします。
毛色の珍しさが価格に与える影響
ベンガル猫の値段は、毛色の珍しさによっても大きく変動します。
一般的なブラウン系の毛色は手頃な価格ですが、シルバーやスノーカラーのような毛色は希少価値が高いため、高額になりがちですね。



僕は一番ポピュラーは「ブラウン」なのでお手頃な毛色ニャすな。
情報を表形式で整理するとこんな感じです。
色系統 | 価格帯 | 備考 |
---|---|---|
ブラウン系 | 20万~30万円 | 最も一般的 |
シルバー系 | 30万~50万円 | |
スノーベンガル(白系) | 40万~60万円 |



毛色や模様の選択は好みになると思いますが、予算内の価格で欲しい毛色の子を見付けるには、それなりに探す時間も必要だと思います。



次に、ペットショップとブリーダーの価格の違いについて詳しく見ていくニャ!
ペットショップvsブリーダーでの価格の違い


ベンガル猫の購入を検討する際、ペットショップとブリーダーという代表的な2つの購入方法がありますね。
それぞれの価格設定やメリット・注意点、特徴について詳しく解説していきます。
ペットショップで購入のメリット・デメリットと注意点
ペットショップでベンガル猫を購入する場合、手軽さやアクセスの良さが一番大きなメリット。
価格は高めになる傾向がありますが、店舗ならではの商品やサービスが充実しています。
メリット
- さまざまな猫種や個体を一度に比較できる
- 健康状態や性格を直接確認できる
- 購入後の保証や相談サービスがある


必要なグッズやフードなどもその場で適切なアドバイスを受けながら同時に購入できるのも大きな利点ですね。
注意点
- 価格が高め(25万~35万円が平均)
- 繁殖環境や血統の詳細が不明な場合がある
- 店舗の維持費が価格に上乗せされている



たとえば、大手ペットショップでは健康保証やアフターサポートがセットになっているため、初めて猫を飼う人には安心感がある一方で、価格がその分上乗せされてしまいかなりの予算オーバーになりやすい点に注意が必要です。



保険等も任意ではなくて絶対だったりすると、個体代にどんどんプラスされて高くなってしまうニャすよ。
ブリーダーから購入するメリットと注意点
ブリーダーから直接購入する場合、価格が抑えられることや、血統や育成環境が透明である点が魅力です。



その個体の専門的な知識を持つブリーダーと相談しながら購入できるのも安心できるポイントです。
メリット
- 価格が比較的安い(20万~30万円が平均)
- 血統や健康状態を詳細に教えてもらえる
- 育て方や飼育のアドバイスを受けられる





ブリーダーさんはその子が生まれた時の状態から知っているため、健康管理や日々のお世話に関する相談がしっかりできるんです。
注意点
- 訪問や相談が必要で手間がかかる
- 一部の無責任なブリーダーには注意が必要
- 地域によって選択肢が限られる
オープンなショップとは違い、事前に連絡をしてお互いの都合を合わせた上で子猫を見にいく必要があります。



柄によってはアクセス可能な範囲にブリーダーさんがいない場合もあります。
我が家もレオン♂は車で2時間ぐらいかかるところまで訪問しました。
信頼できる購入先を選ぶコツ
ペットショップとブリーダーさんのどちらから購入するとしても、信頼できる購入先を見つけることが重要です。
以下の3つポイントをチェックして、安心して子猫を選んでみてください。





購入決定する前に販売者の方とのコミュニケーションをとって、その子猫の性格や育成環境について質問することをおすすめします。



次は、ベンガル猫を飼う際の初期費用について詳しく解説ニャ。
ベンガルを飼うために必要な初期費用は?
ベンガル猫を迎えるには、購入費用以外にも初期費用がかかります。


ベンガル猫に限らずですが、ペットを快適に飼うための準備や必要なアイテムを揃えなくてはいけない予算も把握しておくことで、安心して新しい家族を迎え入れることができます。



ベンガル猫を飼うために必要な初期費用について、実体験を交え詳しく解説していきますね。



僕は♂2021年に家族になったニャす。



私は♀1年ずれて2022年に家族になったニャ。
それでは、具体的な費用の内訳を見ていきましょう!
猫用ケージやトイレなどの必需品


ベンガル猫をストレスなく飼うためには、基本的な飼育アイテムを揃える必要があります。



飼育アイテムは「絶対的な必需品」と決めつけては言えませんが、経験上子猫の安全と健康を守るために欠かせないものと考えています。
以下は、飼い始め必要なアイテムとその費用の目安です(我が家で一般的に購入したものの価格帯)
- 子猫用フード:3,000円~5,000円(1か月分)
- 猫用トイレ:3,000円~5,000円
- トイレ用砂:1,000円~2,000円(1か月分)
- 爪とぎ:1,000円~3,000円
- キャットタワー:10,000円~30,000円
- 通院用ハーネス:3,000円
- 通院用バック:3,000円~5,000円
- 食器類:3,000円~5,000円
健康管理費(予防接種や去勢手術など)


ベンガル猫を健康に育てていくためには、健康管理費もしっかり考慮しておきましょう。



予防接種や去勢手術、定期的な健康診断がどうしても必要になります。
以下は、一般的な健康管理費の目安です。(我が家は2匹なので単純に数字が倍にかかりました…)
- 初回の予防接種:5,000円~10,000円
- 去勢・避妊手術:15,000円~30,000円
- 健康診断費用:5,000円~10,000円



地域によっては手術やワクチンの助成金があるので、お住いの市や県などのHPで必ず確認してみてくださいね。
餌代や生活用品の雑費用


ベンガル猫は運動量が多い分、栄養価の高い餌を与えてあげたいですね。(個人の主観によります)



これに加えて、生活用品の費用も日々かかってきます。
こちらが我が家での月々の餌代や生活用品の目安です。(2匹分です)
- キャットフード(普通~高品質):5,000円~8,000円(1か月分)
- おやつ:1,000円~2,000円(1か月分)
- おもちゃ:1,000円~2,000円
- ブラシや爪切り:2,000円~5,000円
- クッション・冷暖房設備:5,000円~8,000円



おもちゃも遊んでると壊れてくるニャすよ…。



飛んだり跳ねたりおもちゃで遊ぶのが大好きニャ



雑用品については絶対になくてはならない物ではありませんが、健康を維持していくことが飼い主の責任でもあるので頑張って日々節約をしながら猫用品を購入するようにしています。
- ベンガル猫の子猫の値段相場はどれくらい?
-
ベンガル猫の子猫の平均価格は約22万3,113円で、価格帯は6万円~42万円と幅があります。性別や毛色、模様、購入先によっても値段は異なり、例えば、ロゼット模様がはっきりしている子猫はより高額になる傾向があります。
- ペットショップとブリーダーではどちらが安いの?
-
ペットショップの平均価格帯は25万~35万円で、ブリーダーは20万~30万円と、ブリーダーの方が安い場合が多いです。ただし、ペットショップはアフターサポートが充実している点がメリットで、ブリーダーは血統や育成環境が詳細に分かる点が利点です。
- ベンガル猫の値段が高くなる理由は?
-
値段が高くなる主な理由は以下の3つです。
1. 希少な毛色や模様(ロゼット模様、スノーベンガルなど)
2. 血統書の有無や親猫のショーチャンピオン歴
3. 購入先の違い(ペットショップでは店舗運営費などが上乗せされる) - 購入前に注意すべきポイントは?
-
購入前には以下のポイントを確認しましょう。
・信頼できるブリーダーやペットショップかどうか
・血統証や健康診断書の有無
・購入後のアフターサポートが提供されているか
さらに、子猫の性格や育成環境についても質問して、納得した上で購入を決めるのが大切です。 - 初期費用にはどのくらいかかる?
-
ベンガル猫を飼うための初期費用は以下の通りです。
・子猫用フード:3,000円~5,000円
・猫用トイレ:3,000円~5,000円
・キャットタワー:10,000円~30,000円
・初回予防接種:5,000円~10,000円
・去勢・避妊手術:15,000円~30,000円
これ以外にもおもちゃや生活用品が必要になるため、全体で5万~10万円程度を目安にしておくと安心です。 - ベンガル猫はどんな性格ですか?
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ベンガル猫は活発で遊び好きな性格が特徴です。また、スノーベンガルはやや警戒心が強いですが、飼い主に対して非常に甘えん坊です。運動量が多いので、キャットタワーやおもちゃなどで十分に遊ばせてあげると喜びます。
まとめ
- ベンガル猫の子猫の平均価格は約22万円で、価格帯は6万円~42万円。
- 毛色や模様、血統、購入先(ペットショップやブリーダー)で値段に大きな差が出る。
- ペットショップは手軽だが価格が高めで、ブリーダーは価格が抑えられることが多い。
- 購入後に必要な初期費用(ケージ、キャットタワー、トイレ用品など)は約3~10万円。
- 健康管理費(予防接種、去勢・避妊手術など)は1~3万円。
- 月々の飼育費(餌代、生活用品)は約5千~1万円。
ベンガル猫は美しい模様や活発な性格で人気ですが、価格や育成に必要な費用をよく考慮することが重要です。
購入先や毛色、血統などによって大きく値段が変わるため、信頼できる情報をもとに慎重に選びましょう。
初めて猫を飼う方は、予算に無理のない範囲で必要な初期費用と月々の飼育費を把握し、ベンガル猫との素敵な暮らしを楽しんでくださいね。



まずは信頼できるブリーダーやペットショップを探すことからスタート!情報収集と相談をしっかり行い、自分に合った子猫を見つけてみてくれニャすよ。